ユリ・ゲラーはスパイだった。これは、ユリ・ゲラー自身がカミングアウトしている。MI6のエージェントでCIAなどの諜報活動に携わっていたと古くから指摘されており、自叙伝の中にも出てくるのだ。
スプーン曲げをする超常現象が、トリックなのか本物なのかという表向きの議論はある。懐疑的な人たちには目の敵にされ、あれはトリックだ!とジェイムズ・ランディなどは執拗に攻撃していたほどだ。
そういう議論がある一方で、実際にこれはどうなんだろう?ユリ・ゲラー自身はトリックを使ったのではないかという疑惑に対してグレーな姿勢を取っている。しかし、この力は本物だという。本物でなければスパイ活動もできないだろうというのだ。
スパイ活動のためのスプーン曲げ
このスプーン曲げによって様々な国のVIP、大統領、国王など国の重要人物に会い、会合などでスプーン曲げなどを披露し、接触することで情報を得ていた。ユリ・ゲラー自身表向きは、中東和平やイスラエルとアラブ諸国などの和平を実現するためにスプーン曲げを見せて回っているというような言い方をしている。
しかし、テレパシーや透視の力が本物ならば、これほどスパイに理想的な能力はない。特に相手の心をマインドコントロールするという技術に長けているというユリ・ゲラーは凄いサイキック・スパイなのだ。
超能力の目覚め
ユリ・ゲラーは元々イスラエル出身でユダヤ教徒。母方は、精神分析者フロイトの家系である。彼は、幼い頃から能力があったが、そのきっかけとなる出来事があった。それは、ある時まばゆい光に遭遇したのだ。それにより超能力が目覚めたと言われている。
このユリ・ゲラーを見出したのは、アメリカのエドガー・ミッチェルで彼は月面に降り立った宇宙飛行士だ。彼は宇宙飛行士を引退後に研究所を立ち上げる。その研究所のテーマが超能力だった。そこでユリ・ゲラーを見出したのだ。
そこに日本から取材に来ていてた矢追純一が居合わせて、ユリ・ゲラーを日本で呼んだことにより、大ブームが起きたのだ。
ユリ・ゲラーの能力が本物だという証拠は彼の現在にあるのかもしれない。彼は、イギリスで大豪邸に住み、その能力で油田まで発見しているのだ。