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【都市伝説】壁画から削られた男装の女王ハトシェプスト!その犯人とは一体誰だったのか!?

男装の女王ハトシェプスト

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古代エジプト史上初めての女王となったハトシェプスト。実は彼女は、顎に棒状の付け髭をして男性の姿で君臨していた。そんな男装の女王ハトシェプストには大いなる謎がある。

生い立ちと執政

 ハトシェプストは王家の娘に生まれた。ファラオと結婚し王妃として暮らしていたが、夫が突然の病でこの世を去ってしまう。次の王に選ばれたのは、当時4歳のトトメス3世。夫と側室との間に生まれた息子だった。

正室だったハトシェプストは、幼いトトメス3世をサポートするため共同統治者として自らもファラオに即位する。その後20年間、ハトシェプストは女王として大きな功績を残す。

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そのことを表すのがピラミッドと並び、古代エジプトの最高傑作と称される「ハトシェプスト女王葬祭殿」。その壮麗さたるや奥行は200メートル、建物は三層に分かれている。ハトシェプストが自らの功績を記念するために建造した。儀式や礼拝の場所としても使われたという。

ハトシェプストが推し進めたのが、海外との交易だった。ナイル川を行き来する船よりも遥かに大きな船が建造された。プントの国、現在のエチオピア周辺まで2000キロの距離を往復した。壁画にはプントからもたらされた黄金や象牙など貴重な品々が描かれている。

この時代、エジプトは空前の繁栄を謳歌する。史上初めて女王となったハトシェプスト、男性の姿をし人々に富をもたらすことで民衆の支持を得ていったのだ。

なぜ姿を削り取られたのか?

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そんな彼女の姿が削り取られた壁画が、カルナック神殿に残されている。これほどまでの力を誇った彼女が死後、なぜ?誰に?その姿を削り取られたのだろうか?世界中の研究者がその謎を解明しようとしている。

多くの人が支持するのは、トトメス3世が削ったのではないかという説。夫と側室の間にできた息子で、ハトシェプストと共同統治していたトトメス3世。彼が成人した後もハトシェプストが実権を握ったままだったので、強い恨みを持っていたというのだ。

しかし、近年いつくかの新たな説が打ち出されている。その1つが側近だったセンムトが犯人という説だ。平民の出ながらハトシェプストの側近中の側近に上り詰めた人物だ。彼の墓の天井には、エジプト最古とも言われる天体図が描かれている。センムトは星の動きや星座に精通していたと言われている。

また政治家としても辣腕を振るったセンムト。墓の壁にはハトシェプストから与えれた80にも及ぶ肩書きが記されている。そん中にこんな一文がある。「ハトシェプストに愛を持って使えた」。実は彼は、ハトシェプストと来世で一緒になりたいとも願っていた。つまり、センムトとハトシェプストは恋人で愛し合っていたのだ。彼は、命のある限り彼女の望むことはなんでも叶えると誓っている。

ではなぜセンムトは、愛する女性の姿を削ったのだろうか?そこには愛情のもつれがあったという。ハトシェプスト女王葬祭殿にハトシェプストの前に2人の男性が立っている壁画ある。しかし、彼女に近い方、つまり先頭はセンムトではない。ペネヘシという男性で、彼が第一の側近になったことを示しているという。センムトは降格されてしまったのだ。

外国との交易を指揮していたというペネヘシ。いつからかハトシェプストの愛情も勝ち得たというのだ。ハトシェプストの愛情は次第にセンムトからペネヘシに移っていった。センムトの愛は憎しみに変わる。その憎悪からハトシェプストの死後に彼女の姿を削ったのではないかというのだ。

近年、さらに意外な説が浮上してきている。トトメス3世がやはり削ったのではないかという最新説だ。最初の説とは削った理由が違うという。実は最近の調査によって削られた時期がわかってきている。なんとハトシェプストの死から20年も経過していたのだ。

女王の死から20年後に削り取られたということは、恨みから来る行動ではないはず。もし本当に恨んでいたのであれば、彼女が死んだらすぐに彼女に関するものを破壊したはずだろう。恨みではないとしたら、トトメ3世はなぜ彼女の姿を削ったのだろうか。

それは息子のためだったという。トトメス3世には息子がいたが、ハトシェプストにも娘がいて他にも王家の中には、後継者になり得る女性たちがいたと考えられている。ハトシェプストの偉業がまだ人々の記憶に残っている時代、次のファラオにそうした女性を推す声が上がったのではないかというのだ。

女性がファラオになったという歴史自体を消し去る!トトメス3世は女性が王になる資格がないことを改めて示すことで、息子にスムーズに跡を継がせようとしたのだ。事実、息子が無事即位した後はハトシェプストの姿が削られることはなくなったという。

女性は継いではいけないというメッセージを意図的にトトメス3世は残した。王権とは何だというものを民衆たちに見せる必要があった。その中でハトシェプストの姿を削り、自分の息子に継がせたのではないだろうか。

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