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【都市伝説】ロズウェル事件を発端とする考古学の定義崩壊!?

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アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルーー。

この静かな街は空軍基地があることで知られているが、1947年ある事件が起きた。UFOが牧場に墜落したのだ。数週間後、アメリカ陸軍は宇宙船の残骸を確認したと公式声明を発表する。しかし、翌日になって軍は発見された残骸は、気象観測用の気球だったと修正する。この一連の騒動は世界中に衝撃を与えた…

 ロズウェルでの事件が発覚したことによって、これまで語り継がれてきた人類の起源に関する神話や、私たちの歴史、そして考古学の定義が一部崩壊することもあるのだ。

南米ペルー・カワチーー。

二千年前ここは、古代ナスカの人々にとって信仰と文化の中心都市であった。しかし、西暦500年前後ナスカは謎の消滅をし、カワチは荒廃した。

それから1400年後の1910年人類学者のアーレシュ・フルドリチカがナスカの文明を研究するためにカワチを訪れた。発見されたのは異常なまでに長く引き伸ばされた頭蓋骨だった。それはどうやってそこに来たのか?本当に人間のものなのか?

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1870年ドイツの植物学者で探検家のゲオルグ・シュバインフルトが、頭蓋変形の過程を記録している。彼はアフリカ大陸のコンゴを探検中、マングベツという部族と出会う。マングベツの人々は頭蓋を縛って形を変える頭蓋緊縛の儀式を慣習としていた。彼らは幼児の頭を圧迫し、縛り上げ無理に頭蓋骨を長く引き伸ばした。多くのケースで頭蓋の大きさが2倍にまでなっていたという。

なぜそんなことをしたのか?上流階級の人々が一般市民との差別化を図るために取った手段で階級社会における1つの慣習だったのかもしれない。それとも彼らが遭遇した神々を模倣したものだったと考えれなくもない。

 

長く伸びた頭を持つ姿は、古代エジプトでも見られる。中でも1人のファラオの描写にはそれが顕著に現れている。そのファラオの名はアクエンアテン

紀元前1352年アクエンアテンは、第18王朝第10代のファラオとなった。即位するとすぐに大胆な宗教の変革に乗り出し、複数の神を信仰する多神教を禁じた。即位4年目には、新しい都の建設を命じ、その地をアマルガと名づけ太陽に捧げた。その後、10年間ここに暮らし、芸術と文化の変革に努めた。

アクエンアテンの妻ネフェルティティとその子供たちも頭は長く伸びて描かれている。なぜ彼らの頭蓋骨は変形していたのか?遺伝子疾患があったのか、それとも故意に変形させたものなのか…、彼らの奇妙で人間離れした外見の裏には別の理由があるのかもしれない。

アクエンアテンは17年間王国を治めたが、彼の統治が終わるとアマルガは崩壊し太陽の神殿は壊された。そして肖像は故意に破壊された。その後、古代エジプトは以前のように多神教に戻る。これはアクエンアテン宗教改革への拒絶反応か?それともその正体を隠そうとしたのか?

理由には諸説あるが、アクエンアテンに地球外生命体との結びつきがあったというのが、究極的な説だ。

 

1907年エジプト王家の墓地、王家の谷でアクエンアテンの遺体が発掘された。アクエンアテンのミイラを掘り起こすと、このファラオの頭蓋骨は、異様に長く伸びていた。アクエンアテンの息子ツタンカーメンがその後王位を継承し、後世で最も有名なファラオとなる。1922年ハワード・カーターによって墓が発掘された時、ツタンカーメンの頭蓋骨もまた長かった。父親から遺伝子を受け継いだからなのだろうか。

今日でもアクエンアテンの生涯のほとんどが謎に包まれている。彼がエジプトの宗教制度を変えようとしたのは、本当に異星人だったからなのだろうか…