海抜およそ3700メートルにあるチベットの首都ラサは、神の場所としても知られている。ここは長年にわたり、世界への扉を閉ざしていた。チベットは30年以上もの間、外部からの訪問を完全に禁じていた。1959年にチベットが中国政府の強制支配を受け精神的リーダー、ダライラマが亡命したことがきっかけだった。
軍事的衝突がもたらす文化遺産の破壊
その後、中国はチベットの寺院、絵画、古代の宗教的な記録などを組織的に破壊していった。アレキサンドリア図書館、サラエボ国立図書館そしてプノンペンなどと同じことだ。ナチスも本を燃やした。新たな革命のエネルギーによって文化遺産が破壊されるという悲劇は、世界各地で見られる。
1つの文化が別の文化を征服する時、相手の価値観を破壊する手段として本を燃やすのだ。相手の考えを追放するため言葉を禁じ、宗教儀式を禁じる。古代の記録も燃やしてしまう。
過去の記録が絶えず紛失したり、燃やされたり、破壊されたりするのはなぜだろう?単なる偶然だろうか?我々の社会において知らず知らずの内に地球外生命体の力が働いているという可能性はないだろうか?古代の記録が、我々の目に触れないように地球外生命体の力が介入していると思えてならない。
オプトジェネティクスにより暴力性を引き出せる
カリフォルニア工科大学の科学者たちは、マウスの脳の視床下部に怒りと連動する神経細胞のグループがあることを発見した。そしてオプトジェネティクスと言われる技術を通じ、光パルスを使って神経細胞を活性化させ瞬時にマウスの暴力性を引き出したのだ。
オプトジェネティクスによる実験法。まず光感受性タンパク質から得た遺伝子情報をウイルスに組み込み、これを動物の脳内に注入する。すると遺伝子情報を受け取った脳内の神経細胞は光に反応を示すようになる。そしてリモコンで操作するように光を当てることで動物の動きをコントロールできるようになるのだ。前頭葉全ての皮質を刺激すれば暴力的な行動を取るというわけだ。
さらに2010年、大阪大学とテキサス大学の科学者たちがそれぞれ新たな研究を発表した。それは何れも人間の染色体は最大でその8%が祖先のDNAからではなく、ウイルスから来たというものだ。科学者たちがウイルスを使ってマウスの暴力性を引き出すことができるなら、地球外生命体も同じような方法で人間の暴力性を引き出すことができるのではないか…