ウソの見抜き方と言えばよく言われるのが、目が泳ぐ、瞬きが増える、顔や鼻を触るなどですよね。しかし、最近の研究ではこれはウソを示していることにはならないのだとか。
こうした動きは、緊張をを示すサインなので、それがウソをついているサインだと誤解されてしまうのだそうだ。
ウソの見抜き方
微表情
では人のウソを見抜くためにはどうしたらいいのだろうか。それは微表情と言われるものに注目すること。人の表情にはコントロールしづらい表情筋、顔の動きがあるという。それが無意識のうちに顔に現れては消え去る、それが微表情という現象だ。
だが表情なんて人によって千差万別なのではないだろうか?人間には、国や人種が違っても必ず共通する七つの表情(幸福・嫌悪・軽蔑・怒り・悲しみ・恐怖・驚き)があるという。そしてその表情が本心を隠そうとも微表情として顔に現れるのだとか。
微表情で現れる七つの感情、特にウソをついた時に現れやすいのが、自分がウソをついているという嫌悪、ウソがばれてしまうかもしれない恐怖、騙せたことによる幸福の3つだという。
簡単なウソの見抜き方
まずは適当な会話をしながら通常の表情を確認。警察が職務質問や取り調べなどで、生年月日や名前を最初に聞くのは普通の状態を調べる意味もあるのだとか。それから簡単な質問をして相手の表情の動きを観察する。
ウソの特徴①
ウソを考える時間稼ぎをするために質問をオウム返しする。
ウソの特徴②
ウソをつくために頭を使うと口を強く一文字に閉じる。
ウソの特徴③
ウソをつくために集中状態に入ると極端に瞬きが減る。
もちろん、これだけで100%とは言えませんが、ウソを見破る時にはかなり使えるテクニックだそうだ。