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今さら聞けない「となりのトトロ」都市伝説を放送前にもう1回振り返ってみた。

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今年の夏も金曜ロードショーで「となりのトトロ」が放送されますね。「となりのトトロ」と言えば、田舎に引っ越してきた子供たちと家の近くの森に住む不思議な生き物・トトロとの心のふれあいを描いたファンタジーアニメショーンです。

そんな「となりのトトロ」にゾッとするような都市伝説があるのをご存知でしょうか。ネットからたんを発した噂は拡大し、スタジオジブリが公式見解で否定するほどの騒ぎになりました。その都市伝説というのが『サツキとメイはすでに死んでいた』というものでした。その噂の根拠となったものをご紹介します。

おおまかなあらすじ

サツキは小学6年生の女の子。入院中のお母さんに空気のキレイな土地で静養してもらうために、妹のメイとお父さんと一緒に田舎に引っ越してきた。サツキとメイはある日、近くの森でトトロに出会う。平穏な日常は過ぎていくが、母親の入院が伸びたことで事態が動き出す。

メイは母親に会いにいくため1人で病院へ向かい、行方不明に。村人全員でメイを探すも一向に見つからない。途方にくれたサツキは、トトロに助けを求めネコバスを呼んでもらう。サツキを乗せたネコバスはメイを見つけ出し2人は、入院中の母親にトウモロコシをこっそり届けて帰宅する。

という流れです。ではサツキとメイがすでに死んでいるという都市伝説の根拠を1つ1つ紹介します。

池でメイのらしきサンダルが見つかる

物語の後半で、行方不明になったメイを探す村人たちが池からサンダルを見つけ出し、おばあさんがそれを握り締めて祈るというシーンが出てきます。サンダルを見たサツキは「メイのじゃない」と否定しますが、そのサンダルの色が直前にメイが履いていたサンダルと同じ色で見方によっては同じサンダルに見えるのだとか。この時点でメイは死んでいた?

後半からメイに影がない!?

実際には薄くはあるらしいですが、明らかに前半よりも薄くなっているそうです。このことから死んで幽霊になったために影が消えたのではないかと噂されています。

お地蔵さんに「メイ」という文字が!?

サツキがメイを探しているシーンで一瞬、お地蔵さんがフラッシュバックします。そのお地蔵さんをコマ送りで見ると、お地蔵さんの下に傷があってメイと刻まれているのだとか。さらにメイが一人で佇むシーンでは、お地蔵さんが4体ならんだ次にメイが座っているという。なぜあえてそんなシーンを入れたのか?

病院までせっかく行ったのに…

苦労の末にお母さんが入院する病院にたどり着いたサツキとメイ。なぜ2人はお母さんに会わなかったのか?病床の母親がふと窓の外の木を見つめると、そこにサツキとメイが座っている。そこを見た母親は「今…サツキとメイが笑ったような気がしたの」と発する。なぜお母さんには2人の姿が見えていないのか?

宮崎監督の意味深な発言

噂ではありますが、トトロの記者発表で宮崎監督が「この映画は、サツキとメイの魂の解放なんですよ」というコメントを発したという話がある。記者たちは?マークでいっぱいになったという。

トトロの舞台

トトロは埼玉県のある場所が舞台になっているという。2人のお母さんが入院している「七国山病院」、実際その場所には「八国山病院」があったというくらい一致しているのだとか。その場所で1963年5月にある事件が起きている。姉妹の妹が誘拐されてしまい、姉が必死に探し回ったが見つからず、数日後に森の中の小道で惨殺死体として妹の死体が見つかったという「狭山事件」です。妹の遺体が見つかった時、姉は錯乱状態で「猫のお化けを見た」「大きな狸に会った」などの謎の言葉を発したらしいです。

宮崎監督がこの世界に入ったのが1964年、もしかしたらこの事件にかなりの思い入れがあって作品にメッセージを込めたのではないかと憶測されている。「狭山事件」は1963年の【5月】に起きていることから、姉妹にサツキとメイと名づけたのではないかとされている。(※5月は英語でメイ、旧暦でサツキ)

トトロの名前の由来

所沢のオバケだからトトロという話もあります。しかし、死神を表すトロールから来ているのではないかとも言われています。つまりトトロが見える人というのは、死んでいる人、もしくは死期が近い人だけなのではないかと言います。

「となりのトトロ 、トトロ、トトロ、トトロ。子供の時だけあなたに訪れる不思議な出会い」という歌詞がありますが、隣に住んでいる子供であるカンタには、トトロは見えていないのです。さらにメイはずっと見えているのに対し、サツキは最初の頃はずっと見えていない。メイが迷子になって、トトロに「妹の所に連れて行って」と言った瞬間にトトロを目視している。ではメイの所とはどこなのか?ずばりあの世ではないのか?

エンディングが父親の回想シーンになっている

エンドロールは、家族全員で仲良く過ごすシーンになっているのだが、どう見てもそこに描かれているお父さんとお母さんが劇中よりも若い。このことから、メイ、サツキに続いて母親も病死し、残されたお父さんが「まだみんなが生きていた頃の思い出」を回想しているのではないかと言われている。

原作の小説が存在する!?

「隣のととろ」という原作が存在するそうです。その内容は、サツキとメイの「地獄巡り」を描いた恐怖小説。物語は、周囲の人々から迫害されてお母さんが死亡。お父さんも酒に溺れてサツキとメイに暴力を振るうなど荒んだ生活が描かれている。やがてメイは心が壊れてしまい、「お母さんに会いに行こう」と笑いながら自殺してしまう。

物語後半は、メイがお母さんに遭うために死後の世界を旅する展開に。そしてサツキは、地獄に行ってしまったメイ(映画では”病院への道を間違える”という描写になっている)の魂を助けるために、生きたまま地獄へ行くことを決意。 ネコバスに乗るシーンは「巨大なネコの化け物に食べられ、その胃の中で邪魔な肉体を溶かして魂だけになる」という設定になっている。

※これは完全なデマだそうです。日本国内で発行されたすべての出版物が納品されるはずの国会図書館にもデータベース日本書籍総目録にも存在しないらしいです。

 

今年の「となりのトトロ」も純粋な子供たちを楽しませてくれそうですね。邪推な大人は都市伝説を確認してみるのも面白いかもです。