嘘か本当か分からない話

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レオナルド・ダ・ヴィンチは地球外生命体と接触していた!?

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2017年11月、レオナルド・ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」が4億ドルという過去最高額で落札された。落札者はサウジアラビアの王子で、アブダビのルーブル美術館別館のために購入したという。だがなぜ、絵画1点を手に入れるためにここまでの高額を払ったのだろうか?

「サルバトール・ムンディ」はルネサンス美術の傑作絵画の相場よりもかなり高い。その理由は、ダ・ヴィンチの他の絵画と同じように「サルバトール・ムンディ」にも壮大なパズルのピースが隠されていて、すべてを組み合わせると宇宙の秘密を解き明かせるからではないかと囁かれている。

 

 

ダ・ヴィンチの生い立ち

1952年4月15日、レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチは、裕福な父親の婚外子としてイタリアのヴィンチで生まれた。父親の名前を名乗れなかったため、出身地のヴィンチを苗字に使ったとされている。

10代の頃に当時、文化の中心だったフィレンツェに移り住む。古典文化の再生を目指すルネサンスが盛んだった。ルネサンスは、古いものを再生するだけでなく、人間性について解釈し直し、新たなアイデア、手法、教義を生み出そうとする時代だった。

ダ・ヴィンチは、フィレンツェの有名な画家ヴェロッキオの工房で修行した。だが独学で覚えたことも多く、幅広い分野で優れた才能を発揮した。ダ・ヴィンチは、時代の先を行く斬新なアイデアを持っており、彼が描いた設計図の中には、戦車やヘリコプターもあった。彼の素晴らしい発明プランの数々は現在、私たちの時代に実用化されている。

ダ・ヴィンチはその才能を生涯高く評価されたが、ローマカトリック教会には目をつけられていたという。教会は、イタリア全体はもちろん広範囲における強力な政治勢力だった。ルネサンスの時代、ローマ帝国解体後に修道院で保管されていた古代の文献が再発見された。その結果、プラトン、アリストテレスなど古代に活躍していた偉人たちの思想が再び注目されて広がったのだ。

だが、そのような固定思想はキリスト教とうまく融合しなかった。ダ・ヴィンチはその対立を象徴するような人物なのだ。ダ・ヴィンチはキリスト教徒だったものの、この古代の知識によって精神哲学に対する広い視野を持ったのではないかと考えられている。そのような哲学への興味が明らかになり、カトリック教会の厳格な教えに対する反抗者とみなされ、異端者として追放されることになった。

赤外線解析で明らかになった事実

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2002年イタリア・フィレンツェ。マウリツィオ・セラチーニ博士が赤外線分析技術を使い、ダ・ヴィンチの未完成作品「東方三博士の礼拝」の下絵を明らかにした。これはダ・ヴィンチが1481年に依頼された作品で、三人の賢者が幼いイエスを訪ねてユダヤのベツレヘムに来た時の様子が描かれている。

最新技術でこの絵画を見ると、ダ・ヴィンチの元々のスケッチに裸眼では見ることができない詳細な描写がされていることがわかったという。その絵の下には、何人かの人の姿や、戦場の馬、自然、建造物などが描かれていた。だがそれは茶色っぽい絵の具で塗りつぶされていたという。しかも、それはダ・ヴィンチが塗ったものではなかったのだ。

下絵に描かれていたのは、エジプトの神殿でのシーンだった。廃墟になったキリスト教会の上にエジプトの神殿を再建する様子が見えるのだ。そう判断できる理由は、古代エジプトのフラワーオブライフという図形のモチーフになった蓮の花のデザインが、神殿の柱にあるためだ。ルネサンス時代は、キリスト教を唯一の宗教だとする風潮があったため問題にされた。

フラワーオブライフには、宇宙がどのように誕生したかという情報が隠されている。宇宙ではすべてが幾何学的なのだ。神秘主義者によれば、フラワーオブライフは非常に高い意識のシンボルであり、地球外の知的生命体の持つ知識に繋がる方法だと言う。ダ・ヴィンチは、そのような思想に傾倒していたようだ。

空白の2年間

生前から天才と認められていたダ・ヴィンチの生涯は、ルネサンス期の芸術家の中でもとりわけ細かく記録されている。だが、興味深いことに2年もの間まるで地球上から消えてしまったかのように消息がわからない時期がある。

1476年から78年までダ・ヴィンチの活動が歴史の記録から消えているという。この空白期間は、彼が24歳から26歳の時でその名を知られるようになってきた頃だった。彼の日記の中にある数少ない自伝的逸話の1つにこんな話がある。

ダ・ヴィンチは、ある洞窟を見つけてその前に立った。すると奥に奇跡や素晴らしいものがあるような気がして、無償に中に入りたくなったという。洞窟の中で何があったのかはわからないが、ダ・ヴィンチはこのことをきっかけに様々な知識を受け、才能を開花させたと思われる。ダ・ヴィンチが別世界に行ったかどうかはわからないが、夢や意識から繋がる次元を通して人類の未来を見ることができたのではないだろうか。

地球外の知的生命体との接触

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ダ・ヴィンチが地球外生命体と接触していたことを示す証拠は、彼の作品「岩窟の聖母」に見られるという。この作品には、スフマートという特殊なぼかし技法が使われており、人物に繊細な陰影をつけて光があたっているかのように見せている。これは当時の芸術家たちには使われていない技法だ。

「岩窟の聖母」は、幼いイエスと幼い洗礼者ヨハネが出会った頃を描いた聖書外典の物語を表現している。イエスの家族がエジプトに避難した時代だ。絵の構図を見てみるとヨハネの肩に手を回す聖母マリアとイエスの背中に手を添える大天使ウリエルがいる。特に変わった点はないように見えるが、子供たちを守る存在が入れ替わっているのだ。本来なら母親のマリアがイエスの傍にいて、洗礼者ヨハネの守護天使ウリエルがヨハネを守っているはずなのだ。ウリエルは、ノアに大洪水を告げたように知恵をもたらす大天使として知られている。

旧約聖書の一部だったと言われる外典の1つにエノク書がある。その中には、大天使ウリエルがノアの曽祖父エノクを天国に案内し、宇宙の秘密と謎を教えたことが記されている。ダ・ヴィンチは旧約聖書から消えたこの禁断の聖典について知っていたのだろうか。それ故、岩窟の聖母に大天使ウリエルを意図的に描き、秘密のメッセージを込めたのではないか?彼の素晴らしい才能の源が地球外にあることを伝えたかったのか?

 ダ・ヴィンチは、全面の人物だけでなく背景も細かく描いている。イエスや聖母マリアの背景に洞窟が描かれたことは、ほとんどない。ダ・ヴィンチがこの絵画の背景を洞窟の入口にしたのは、過去に洞窟で体験した出来事と結びつけるためだったのだろうか?そしてイエスが大天使ウリエルの傍にいるのは、ダ・ヴィンチが大天使を地球外生命体だと考えていたからなのか。

レオナルド・ダ・ヴィンチのものと言われる絵画は、わずか15点ほどだが、その全てにタブーとされていた秘密の教えに対する彼の信念が現れている。

最後の晩餐に隠されたメッセージ

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イタリア・ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院にダ・ヴィンチの代表作「最後の晩餐」がある。その印象的な壁画は、幅4.5メートル以上、長さ9メートル近くあり、イエスが自分を裏切るであろう弟子の名前を告げる聖書の一場面を描いている。

ダ・ヴィンチの他の作品と同様にこの壁画にも隠されたメッセージがあるという。イエスの左側に座っているのは、十二使徒の一人ヨハネではないかと考えられてきた。だがこの画に描かれている他の人物とは違い、女性らしい特徴があるように見える。

ダ・ヴィンチの著書「絵画論」には、女性を描く時にはうつむき加減にして、首を少し傾けるのがいいと記されている。テーブルの真ん中に座るイエスの隣にいる女性は、右に傾いており、イエスと共に「M」の文字を作っているように見える。「M」は名前の頭文字と思われる。マグダラのマリアだ。

マグダラのマリアは、イエスの死と復活の両方を目撃した信者として新約聖書に記されている。だが彼女が最後の晩餐に参加したという記載はない。ではなぜ、ダ・ヴィンチは彼女を描いたのだろうか?イエスとマグダラのマリアについて隠された情報を得ていたのだろうか?

ダ・ヴィンチはマグダラのマリアが、イエスとかなり親密な関係にあったことを示そうとしていたように見える。腰を寄せていて服はペアルックのようだ。当時、イエスは30代だった。ユダヤ人男性がその歳頃まで独身していることはかなり稀だった。神の子であるイエスに妻がいるとカトリック教会にとって都合が悪かったので、マグダラのマリアがイエスの妻だったことを隠したという説がある。イエスを禁欲主義者にして、神のような存在にしておきたかったのだ。そのため、マグダラのマリアは娼婦だったという解釈を広めたのかもしれない。

もし、ダ・ヴィンチがイエスの隣にマグダラのマリアを描こうとしたのなら、この画から意図的に省略されたように見えるイエスの盃、つまり聖杯と関係があるのだろうか?聖書を読むと最後の晩餐でイエスが、聖体拝領という儀式を教えたことがわかる。イエスはワインを自分の血に、体をパンに例えて弟子たちに分け与えたのだ。だがこの画に描かれたイエスの前には大きな盃、つまりワイン用の盃がない。

伝説によると聖杯には、命をもたらす不思議な力があったとも言われるが、実物は存在しなかったと主張する者もいる。聖杯は単なるシンボルで、イエスの聖なる血統を表しているというのだ。聖杯が象徴するものは、イエスの子を妊娠していたマグダラのマリアの体ではないという説もある。マグダラのマリアは女神であり、聖杯は子宮だという考え方がある。

マグダラのマリアはイエスの妻だったという言い伝えは数多く存在する。さらに彼女はイエスの子供を身ごもっていたとも言われているのだ。その子供は特別な存在だったと考えられる。新しいDNAを持った新種の地球人だったのではないだろうか?聖杯はこのことを意味しているのだという。

ダ・ヴィンチは地球外から得た人類の起源に関する知識を秘密のメッセージとして絵画の中に隠し入れたのだろうか?ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」にはさらに重要な暗号が隠されている可能性がある。それが解読される時、宇宙人の祖先と直接会話することが可能になるという。

地球外生命体との音楽でのコミュニケーション

最後の晩餐に隠された音符を見つけたという研究者がいる。ダ・ヴィンチがミュージシャンだったことは間違いがない。彼は長年、メディチ家のために弦楽器を弾いたり、歌を歌ったりしていた。現在のオルガンに似たものも弾いていたという。もちろん、ダ・ヴィンチが最後の晩餐を描いていた教会にもオルガンがあった。

音符を発見したという研究者は、最後の晩餐を見て、テーブルに縦の線と横の線があることに気がついたという。音楽をやっていた研究者は、これは音楽の五線譜だとピンときたという。絵にはパンがあちこちに描かれており、このパンを音符として解釈した。

さらに重要な発見は、弟子たちの手の位置が五線譜とピッタリあうということだった。そこでパンと弟子たちの手を音符と考えて実際の音にしたという。さらにダ・ヴィンチが右から左に文字を書いていたことも考慮したという。

瞑想することや、お経などを唱えて音を出すことによって意識の世界に入ることができると考えられている。その世界は時間を超越している。音には様々な現象を明らかにする力があるだけでなく、人がその現象をどのように認識しているか示す力もあるのだ。ヒンズー教、仏教、ジャイナ教、そしてシーク教も神々の波長に合わせるために唱える特定のマントラがある。マントラは神々との繋がりを生み出す役割を果たす。神々を呼び出し、神々が姿を現すのを助けるのだ。

地球外生命体とのコミュニケーションに音や音楽を使うのが最適ではないという考えは、1977年に進められたNASAのボイジャー計画の要となった。この計画では、地球と似た状況の惑星の情報を集めるために2機の探査機が送られた。そのボイジャー1号と2号には様々な画像と音が収められた黄金のレコードが搭載されたのだ。

ほとんどの芸術は、数学と根本的に繋がっている。例えば、音符と音符の間隔、ハーモニー、建築や絵画における比率などには数学と関連性がある。それらは、私たち自身が考え出したものではなく、フラクタル特性という宇宙の法則が反映されているのだ。

ダ・ヴィンチが最後の晩餐の絵画に音符を隠したのが事実だとしたら、その目的はなんだったのか?他の世界からの重要なメッセージを人類に伝えようとしたのか…あるいは人類に古代の宇宙人とのコミュニケーション方法を教えようとしたのか?

キリストが如意宝珠を持っている訳

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ルーブルアブダビ。この美術館に世界一高額な絵画、ダ・ヴィンチの「サルバトール・ムンディ」が展示される予定になっている。2017年11月のオープンしたこの美術館は、宙に浮いているように見えるドームが特徴的だ。このドームは7800個もの金属の星を重ねて描かれた幾何学模様で飾られ、隙間から光が差し込むようになっている。その外観は巨大な空飛ぶ円盤に似せたようにも見える。

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サルバトール・ムンディを見ていると鋭い目でこちらを見つめ、モナリザのように微笑をたたえている。だが特に惹きつけられるのは、左手に持った水晶玉だ。これはチベット仏教などに伝わる如意宝珠という玉ではないかと思われる。

如意宝珠とは、数多くの仏教絵画の中に見られる伝説の宝石だ。なぜ、ダ・ヴィンチが描いたイエス・キリストが仏教を象徴する玉を持っているのか?如意宝珠の如意は願い、宝珠は宝石という意味なので、願いを叶える宝石ということだ。地蔵菩薩などの画を見ると如意宝珠を持っているのがわかる。

地蔵菩薩は、六道と呼ばれる六つの世界全てを行き来する。仏教の経典には、如意宝珠が願いを叶える水晶玉として登場する。そして、それを持っていたのは大抵が、人を教え導く菩薩だった。サルバトール・ムンディの絵画でイエスが持っている水晶玉のように、如意宝珠も菩薩の手の中に収められることが多い。

だがルネサンス時代に生きたカトリック教徒の芸術家が、なぜこの玉の存在を知っていたのか?そしてなぜそれをキリスト教の絵画に描いたのか?その答えを知る手掛かりとして、透明な玉の中に浮かび上がっている3つの白い点に注目すべきだろう。

オリオン座の三ツ星を象徴する3つの点が水晶の中に描かれているのは、ダ・ヴィンチが宇宙と繋がろうとしていたことを示しているのだろう。オリオン座は、古代エジプト人が神々の故郷の星として見ていたことでも知られている。特に目立つ3つの星は、オリオン座の三ツ星と呼ばれており、その位置に合わせてエジプトの大ピラミッドやメキシコのテオキワカンが配置されたという。

古代エジプト人は神々、特にオシリス神がオリオン座から来たと信じていた。オシリス神は死後、地上で復活しオリオン座へ戻ったと伝えられている。サルバトール・ムンディの絵画の中にオリオン座の三ツ星が描かれているとしたら、イエス自身がオリオン座から来たことを示しているのではないだろうか?その星に私たちの起源があることを知らせているのかもしれない。

浮かび上がる地球外生命体の顔

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1513年フランス。61歳のダ・ヴィンチは、晩年の作品となる絵画に取り掛かった。そして3年後、暗い背景から浮かび上がる中性的な人物を描き上げた。「洗礼者ヨハネ」だ。この絵の背景になっているのは薄暗いチャペルだ。

真っ暗で何も見えないチャペルの中でロウソクに火を灯し、その炎で照らすと暗い背景の中に洗礼者ヨハネが現れる。天を指差し、他の世界から来たと言っているようだ。最近の調査で驚くべきことが発見されている。この画を鏡に映して左右反対の二枚の画を作り、画質を改善するための処理をしていたところ、真ん中に宇宙人のような顔がはっきり浮かび上がってきたという。ダ・ヴィンチが反転させる技法を使って絵を描いていたことは知られているため、そのような絵を隠したという可能性もある。

レオナルド・ダ・ヴィンチは地球外生命体と遭遇し、当時タブーとされていた秘密の教えに心を開いのか?そしてダ・ヴィンチは後世の人々のために、人類の起源に関する手掛かりを作品に隠したのではないか。それを完全に理解した時、私たちの最終的な運命へと道が開くのだろう