嘘か本当か分からない話

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低脂肪ダイエットは砂糖業界が仕掛けた金儲けのスキームだった!?

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昔からよく言われている何の根拠もなかった俗説。その真偽が医学の進歩によって次々に解明されている。当たり前が覆る!勘違いだらけの俗説を5つご紹介します。

 

事実は違う!覆る俗説5連発

 激辛料理を食べるときに…

この冬シビれグルメが熱い!シビれ担々麺やシビれ焼肉、麻婆豆腐などが登場し、長蛇の列を作っている。そんなシビれグルメや激辛料理を食べれば、みなさん水を飲みますよね。

しかし、辛いものを食べた後に水を飲むのは大間違い!

山椒や唐辛子などの辛味成分は水に溶けにくい性質。そのため、水を飲んでも洗い流すどころか、口の中に辛味成分が広がり辛さを感じる部分が広がるだけなのだ。

では正しいタイミングはいつなのか?それは激辛料理を食べる前!

激辛料理を食べる前に口の中を冷水で冷やすと、辛味を感じる痛覚が鈍るため辛さを感じにくくなるのだ。

朝寝坊したとき…

皆さんは朝に弱い人が低血圧だから…なんて言い訳をしているのを聞いたことはありませんか?実はもう、この言い訳は通用しません。

朝、起きれない原因は、低血圧ではなく自律神経の乱れであることが多いと言われている。人間の脳は起きている時は、活性化し眠る状態の時は、脳がリラックスしている。自律神経が乱れて、この切り替えがうまくいかない人が朝に弱いのだ。

ではなぜ、低血圧だと朝起きられないという俗説が広まったのか?

実は、自律神経の乱れによって起こる数ある症状の1つが低血圧。そこで朝起きられないことと短絡的に関連づけられてしまい、朝弱いのは低血圧が原因と誤解されていたのだ。

自律神経の乱れは、朝ごはんを食べない、日中に運動をしない、睡眠時間が短いなどの不規則な生活習慣が原因と言われている。

つまり、朝弱い人の正しい言い訳は、生活が不規則だから自律神経が乱れてて…となるのだ。

老いを感じる瞬間…

誰もが一度は耳にしたことがある、「筋肉痛が遅れてやってくるのは年のせい」という俗説、実はこれも間違いだったのだ。

筋肉痛がくるタイミングは、年齢とは関係なく運動の激しさと関係がある。筋肉痛は、激しい運動の場合は早くやってきて、軽い運動の場合は遅れてやってくる。

そもそも年配の方は、若い人のように激しい運動をしないのですぐに筋肉痛がくることは少なく、逆に若い頃は筋肉痛にならなかった軽い運動でも筋肉痛になってしまうので、遅くくる筋肉痛ばかりを感じるようになるのだ。

怒りっぽいのはカルシウム不足?

イライラするのはカルシウムが不足しているせいだと、昔から言いますがイライラとカルシウム不足は無関係!

血液中のカルシウム濃度が下がっても、決してイライラするということない。ではなぜイライラとカルシウムは関係すると言われてきたのか?

その昔、ホットミルクを飲むとイライラが収まるのは、カルシウムのせいだと言われていた。だがそれは単に、温かいもの、栄養があるもの、血糖値が上がるものを摂取することによって空腹が抑えられてイライラが収まっていただけで、カルシウムとは何の関係もなかったのだ。

大流行したダイエットは…

ダイエットと言えば、かつて主流だったのが低脂肪ダイエット。今では、間食でナッツを食べて良質な脂質を取るのも健康に効果的と言われているが、かつては脂質を控えてカロリー摂取量を抑えようというのは常識だった。

だが…低脂肪ダイエットは、もともと1人の男が金儲けのために広めたのだ。

これは、2016年にアメリカの医学誌で調査論文として発表された事実。低脂肪ダイエットが、提唱されてから実に半世紀後に明らかになった金儲けのカラクリだった。低脂肪ダイエットが広まったのは、ある男が太る原因を脂肪に押し付けたからだった。

これは1950年代のアメリカでの話。

この頃、アメリカでは心臓病による死亡率が増加。そこで注目されるようになったのが、心臓病を予防するための食生活。ここに目を付け金儲けを企んだのが、アメリカ砂糖研究財団のナンバー2だったジョン・ヒクソン。

当時から砂糖や脂肪の摂りすぎが、健康に及ぼす悪影響が語られていたが、ヒクソンはその風潮を逆手に取り砂糖の売上を伸ばそうとしていた。その方法が、科学者に論文を書かせて心臓病の原因を脂肪に押し付けるというもの。

調査論文によるとヒクソンは、ハーバード大学の研究者ら3人に資金を提供。その結果、あたかも砂糖と心臓病が関係ないかのような発表をしたのだ。砂糖と脂肪の過度の摂取は、心血管への影響があるのに、砂糖の影響はかなり操作されて脂肪と心血管の影響だけがクローズアップされてしまったのだ。

こうして一大ブームになったのが低脂肪ダイエット。だがなぜ低脂肪ダイエットがブームになると砂糖業界の拡大に繋がったのか?

そもそも低脂肪食品は、カロリーが低い分、味が薄く人気がなかったのだが、砂糖を加えることで甘味やコクが出せるとアピール。つまり、脂肪を悪者にして低脂肪ダイエットを普及させ、低脂肪食品が売れると同時に砂糖の売上も上がるようにしたのだ。

事実、2000年頃まで砂糖の摂りすぎと心臓病の関係性は、大きく問題にはなっていなかったのだ。