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第7の大陸ジーランディア!?大陸伝説はアトランティスやムーだけではない!?

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1200年前太平洋にあったとされるムー大陸。1年で大西洋に沈んだとされるアトランティス。人類のロマンを掻き立てる幻の大陸伝説。さらにこの地球には、海に沈んだ自在の大陸がもう1つあった。そこはジーランディア。

ジーランディアとは?

謎の大陸ジーランディアを求めて向かうのはニュージーランド。ニュージーランドとは新しいジーランドという意味だが、ジーランドとはどういう意味なのだろうか?ジーランドはラテン語のジーランディアから来た言葉で、「海の土地」という意味なのだ。

1643年オランダ人が到達した南半球の島は、ラテン語で新しい海の土地という意味の「NOVA ZEELANDIA」と呼ばれ、後に英語で「NEW ZEALAND」と呼ばれるようになった。そしてニュージーランドが、海に沈んだ大陸の一部であるということが最近わかってきたのだ。

その発見のきっかけになったのが衛星写真。ニュージーランドを宇宙から撮影したところ、海底に巨大な影が映し出された。調べたところ、なんとニュージーランドの周囲に巨大な大陸があったことが判明。今、第七の大陸として世界から注目されている。その大陸こそがジーランディアなのだ。

ジーランディアはどんな大陸だったか?そしてなぜ沈んでしまったのだろうか?その謎を解くカギがニュージーランド北島にあった。巨大な割れ目が数キロも続くこの山にジーランディアの謎を解く手がかりがあった。さらにニュージーランドには、ジーランディアで誕生した生き物がいた。飛べない鳥とジーランディアの関係とは?そしてジーランディアの数々の痕跡が発見される。

なぜ巨大な大陸は沈んでしまったのか?その最大の謎を日本が解き明かそうとしている。2021年を目標に世界最先端の船、地球深部探査船ちきゅうによりジーランディアの本格的な調査が始まる。

ジーランディアの痕跡

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海に眠る大陸ジーランディア。その面積は日本の約13倍にもなる。この巨大な大陸はおよそ2500万年前にそのほとんどが海に沈んだとされている。

ニュージーランド南島最南端のキュリオベイの海岸では、木の化石が数多く発見されている。およそ1億7千万年前、ここは森だったという。それが突然の洪水で土砂に埋まり、そのまま化石になったのだ。ジーランディアが沈む前、ここには緑が生い茂る豊かな森が広がっていた。その時代は、恐竜の時代であったという。この海岸では、植物の花粉の化石も見つかっており、解析により古代の植物であることがわかった。しかもその植物が今も生きている場所があるという。それが現在のニューカレドニア、そこはかつてジーランディアがあった時代の北の端にあたる場所。

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天国に一番近い島として知られるフランス領ニューカレドニア。細長い本島を取り囲むのは、世界遺産にも登録されている世界最大級のラグーン。だが一歩踏み込めば、うっそうとした森が広がっている。平均気温24度の亜熱帯性気候のニューカレドニア、実は動植物の76%がここでしか見られないという固有種の宝庫。そしてこの森こそ、海に沈んだジーランディアの名残だという。

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ニュージーランドの化石の海岸・キュリオベイで見つかった花粉の化石と同じ仲間のナンヨウスギ。これは恐竜の時代から植物だという。こうした太古の植物は、氷河期に姿を消すのだが、海に囲まれた亜熱帯のニューカレドニアは、氷河期の影響を受けず植物が絶滅しなかった。かつてジーランディアには、このような森が広がっていた。

海に沈んだジーランディア、なぜニュージーランドとニューカレドニアは陸地として残っているのか?実は、この2つの島が特別な場所にあるためだという。ニュージーランド南島にはその特別な場所である証拠があった。

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アルパイン断層という2つのプレートが見られる世界でも珍しい場所だ。ニュージーランドには太平洋プレートとオーストラリアプレートの境界が南北に走っている。プレートとは地球の表面を覆う岩の板、2つのプレートが接触している所は、海底などにありほとんど目にすることはできない。

しかし、この場所は2つのプレートが衝突し隆起し始めた。そして雨により地表は侵食されプレートが現れた。ここは、2つのプレートが接触している部分が見られるとても珍しい場所なのだ。

実はこの2つのプレートこそが、ジーランディアの陸地が残った謎を解くカギなのだ。この2つのプレートの隆起が始まったことで、ジーランディアの沈み込みが止まり、一部が残ったとされる。プレートがぶつかり合う力は今も続いていて、1年に約3cm、爪が伸びるほどの速さで高くなっているそうだ。

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さらに南島には隆起でできた不思議な海岸がある。それがモエラキ海岸。直径2m、重さ2t~5tの丸い岩が、砂浜に30~40個あって砂に埋まっているものもあるという。まるで恐竜の卵が孵ったかのような不思議な岩。これは一体なんだろうか?

これはモエラキボルダーという海底でできた岩で、ニュージーランドが隆起したことで地上に現れるようになったという。モエラキボルダーは、およそ6500万年前、海底で微粒子にカルシウムなどの成分が付着し、数百万年かけて徐々に大きくなった。その後、海底が隆起し岩の周りの泥が風や雨で流されたため、丸い岩だけが海岸に残ったのだ。こうして今も、ニュージーランドやニューカレドニアに残るジーランディアの痕跡。さらに海に沈んだ大陸ジーランディアを探る。

ジーランディアの生き物たち

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恐竜が闊歩していた時代、南半球に実在していた幻の大陸ジーランディア。ニュージーランドには、ジーランディアの特殊な環境を物語るある生き物がいる。その生き物は、南島のとある場所で大切に保護されている。

それがタカヘだ。タカヘは絶滅したと考えられていたが1947年に再発見され、今では300羽台まで回復した。この飛べない鳥こそ、ジーランディアの特殊な環境を物語っているという。実はニュージーランドには、この飛べない鳥タカヘとよく似た鳥がいる。プケコである。タカヘとプケコは、同じ祖先を持つ同類。似てはいるが決定的な違いがある。タカヘは飛べないが、プケコは飛べるのだ。なぜ、プケコは飛べるのにタカヘは飛べないのだろうか?

6500万年前恐竜が絶滅した後、地球上では大型哺乳類の時代が幕を開ける。しかしジーランディアは、他の大陸と分離していたため小型の哺乳類しかいなかった。さらにおよそ2500万年前、ジーランディアはそのほとんどが海に沈んだ。そして1000万年前、わずかに残った陸地にやって来たタカヘは、餌も豊富で天敵がいないため飛ぶことをやめ太るという選択をした。一方、プケコがニュージーランドにやって来たのは、わずか1000年前のこと、まだ太って飛べなくなるほど進化していないのだ。

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さらに南島の東海岸オタゴ半島には、ジーランディアで誕生したと言われるある生き物が生息している。ペンギンだ。5ドル紙幣にも描かれているイエローアイドペンギンは、ニュージーランドを代表するペンギンだ。このペンギンは昼間は海で魚を獲り、夕方になると巣がある森に帰ってくる。

ニュージーランドには、地球上にいる18種類のペンギンのうち、6種類が生息している。そんなペンギン天国ニュージーランドで、ジーランディア大陸に生きていた驚くべきペンギンの化石が見つかった。

このペンギンは、6000万年前から5500万年前に生息していたことがわかっている。昨年、ニュージーランドの南島オタゴで発見されたペンギンの化石。生きていたのは、まだジーランディアが沈む前、これまでに発見されているペンギンの化石の中では、最古の1つでさらに驚くのはそのサイズ!

骨からサイズを計算したところ、体長177cm、体重100kgの巨大ペンギンだった。なんとジーランディアには、超巨大なペンギンが生息していたのだ。一説には、ジーランディアこそペンギン発祥の地だったと言われている。その後、ペンギンは海流に乗ってアフリカ、南米、南極へと生息地域を広げていった。そして、現在のペンギンで最も大きいのが南極に生息する皇帝ペンギン。南極は餌が豊富だったのと、寒さに耐えるため巨大化して今の姿になったと言われている。

ジーランディアが海に沈んだ理由

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巨大な大陸は一体なぜ海に沈んだのか?現在2つの説があるが、その1つが今も起きている場所がある。ニュージーランド北島の東ロトルアだ。そこには、山の頂上がV字型に割れた山。山の頂上に現れた巨大な割れ目と真っ赤な穴…これは一体何か?

これは、タラウェラという山で噴火が起きた場所だ。この巨大な割れ目は、噴火の際にできた火口だったのだ。タラウェラ山は、火口から6000mもの高さにまで溶岩を吹き上げ噴火した。その時の爆発音は、300km離れた場所でも聞こえたそうだ。

1886年6月10日深夜タラウェラ山の大噴火が始まった。山の上空には真っ黒な雲が広がり、高音の溶岩は麓の村に雨のように降り注いだ。一夜にして世界を変えたタラウェラ山の大噴火。

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これはタラウェラ山を上空から見た写真。亀裂が入っている場所がタラウェラ山の山頂だ。この亀裂の地下にはプレートの境目がありプレートが引き離されたことで、境目から噴火が起こった。さらにこの裂け目は、17km先まで続いたという。その裂け目の一部が、今もなお活動し続ける大地熱地帯になっている。

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そこは、自然保護区のワイマング火山渓谷。タラウェラ山の火口とここの火口は繋がっている。山の火口は冷えて活動していないが、ここは今でも活動し続けているのだ。渓谷には熱湯を噴出する間欠泉がいくつもあり、硫黄の匂いも充満している。タラウェラ山の凄まじい威力の火山活動…ではなぜこれがジーランディアの沈んだ理由になるのだろうか?

ジーランディアが沈んだ原因は、ジーランディアが誕生した原因と深い関わりがある。ジーランディアは元々、オーストラリアとくっついていた。やがてそれが2つに分かれてジーランディアが誕生した。そのオーストラリアとジーランディアを分離させた力がジーランディアを海に沈めたと考えられている。

では、なぜジーランディアはオーストラリアから離れていったのだろうか?現在2つの説があるという。1つは、オーストラリアとジーランディアがプレートの力によって引っ張られ2つに分かれたという説。大陸の下にあるプレートの動きによってオーストラリアから一部が引き離され、それがジーランディアになった。さらにプレートは動き続けその力によって、ジーランディアは薄くなり海に沈んだという説だ。タラウェラ山もプレートが動いてできた跡だ。

もう1つの説が、地下のマントルが上昇し、マグマを噴出させながら大陸を分断させたという説だ。地下からマントルが上昇し噴火、いくつもの場所で起こりオーストラリアからジーランディアが分離した。その後、マントルが冷えて上昇する力が弱まったのでジーランディアは、支えを失って海に沈んだという説だ。ジーランディアには、マントルの上昇の痕跡を見ることができる場所がある。それがロードハウ島だ。

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この島は、マントルの上昇によってマグマが地上に吹き出し、それが冷えて固まってできた島だ。巨大な大陸ジーランディアが沈んだのは、プレートの力によるものなのか?マントルの力によるものなのか?その最大の謎に日本が挑戦!海に沈んだジーランディアの理由が明らかになる!?

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2016年から国際チームによって、ジーランディアの本格的な調査が行われている。なんとその研究の中心を担うのは、日本の海洋研究開発機構の地球深部探査船「ちきゅう」だ。「ちきゅう」は、何百本もの鉄パイプをつないで海底から7kmも下の場所を掘削できる世界最高性能の研究船だ。

この船の登場により、今まで人類が到達できなかったマントルでの掘削が可能になり、さらに生命誕生の謎や新しい地下資源の発見など人類の未来を切り開く船として世界が注目している。

「ちきゅう」によりジーランディアのサンプルを採取して、それがマントル由来の溶岩であれば、マントルの力でジーランディアが沈んだ説が有力になり、そのようなサンプルが存在しなければ、プレートの力で沈んだ説が有力になる。

ジーランディアをよく理解することによって、大陸移動などの地球表面の動きを地球全体として明らかにすることができるという。そしてこの地域を研究することによって、全球的な環境変動の歴史が初めて明らかになるという。そういう意味で、ジーランディアの研究は非常に重要になってくる。

海に眠る謎の大陸ジーランディア。なぜ巨大な大陸は沈んでしまったのか?地球に起こった巨大な変化を日本の科学と技術が解き明かす日は近い。

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