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バイキングの神話は遠い昔に宇宙人が地球を訪れたことを示している!

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古代スカンジナビアのバイキングが崇拝したオーディン、フレイ、トールといった神々は師であり、破壊者だった。しかし、恐れられ謎めいていた彼らは本当に神だったのか?古代スカンジナビア人の文化は、当時の世界では科学的に最も進化していた。彼らは冒険家でもあり、コロンブスの少なくとも500年前に北米にたどり着いていた。強力な神に導かれたのだろうか?

 

 バイキングの神々

バイキング文化

血に飢えた荒くれ者という印象が強い北欧の海賊バイキングだが、遠征を行ったのは侵略や強奪のためだけでなく交易のための航路を見つけるためでもあった。8~9世紀ごろの北欧社会は、非常に発達していた。

安定した農業経済が機能しており、非常に高度な技術も存在した。バイキングと呼ばれるゲルマン系ノルマン人の文明は、8世紀の終わりから11世紀にかけて現在のノルウェーやスウェーデン、デンマークで栄えた。

同じく古代に文明が発達したギリシャやローマ、エジプトとは違い文字や記号による記録がほとんど残されていないために判明していることは極わずかだ。バイキングにも数々の王がいたが、人々は権力を持つのは人民だという信念の元、固く結束していた。

ヨーロッパの各地でまだ民主主義が確立されていない時代に、初期の議会らしきものがあったと言われている。権力は王ではなく、民衆にあると考えられていたのだ。この地域では人々が集まって法を作り、文化の違いから生じる問題や政治的に重要な事柄を話し合っていた。

だが何よりも驚くべきことは、バイキングが進出した範囲の広さだ。大航海時代の何百年も前にバイキングは、スカンジナビア半島から飛び出しヨーロッパ各地から中東地域まで侵略している。

東はロシアの川を下り北海やカスピ海にいたり、西はヨーロッパの海岸沿いをつたってジブラルタル海峡を抜け地中海にまでいたった。その上、当時は未知の世界であったはずの大西洋の向こう側まで足を伸ばしている。

1960年代にニューファンドランド島で見つかった遺跡により、バイキングはヨーロッパ人として初めて北アメリカ大陸に上陸していたことがわかった。コロンブスの到着より500年も早かったことになる。

バイキングの持つ技術の中でも特に進んでいたのが造船技術だった。バイキングの船は、この時代のシンボルともなっている。バイキングの船、ロングシップは技術革新の上に生み出された流線形の船で川でも外洋でも航行できた。軽く、耐久性に優れ柔軟性があるために外洋や嵐にも耐えることができた。

彼らは流体力学を深く理解しており、船には合金が使われていたことから金属加工の技術も持っていたと思われる。同時期の文明の中でバイキングの文明だけが秀でているのだ。

だが北部の痩せた土地に住んだバイキングの社会や政治、技術がなぜこれほどに進んでいたのかについては答えがでていない。彼らが造った砦や未知の大陸への船旅は、地球外生命体と接触していた証なのか。その答えは、謎に満ちたバイキングの信仰の中にあるという。

 北欧神話

 西暦793年イギリス。ノーザンブリア沖に浮かぶ小島を数百人のバイキングが襲った。この島の修道院に伝わる秘宝を奪いに来たのだ。事件を記した文書によれば、この襲撃に伴って強い旋風が起こり、稲妻が走り火を吹く龍が空を舞ったという。奇妙な現象が見られたのは偶然ではなく、宇宙人がバイキングに力を貸していたからとは考えれないか。

神話や人々の信仰の中に手がかりはある。北欧の神々は、ゲルマン諸国やブリテン諸島、アイスランドやグリーンランドで長い間信仰されていた。バイキングの神を語る北欧神話の起源については、ほとんど記録が残っていない。これを知る手がかりとなるのは、数百年後にアイスランドで書かれた歌謡集エッダだけだ。

北欧神話の中では、オーディン、フレイ、トールが有名だ。この神たちを中心として脇を数々の神が固めている。神の世界は、人の世界と密接につながっている。北欧神話には、宇宙の概念が非常に詳しく書かれている。ユグドラシルという木が出てくるのだが、命を象徴するこの木を中心として宇宙観が語られている。

ここには宇宙が9つの世界から成り立っていて、その内の1つが人間の住む地球であることが示されている。まずアースガルズという世界があり、ここにはオーディンやトールといった神が住んでいる。人間が住む世界はミッドガルズと呼ばれる。2つの世界の外側には、ヨトゥンヘイムという世界がある。ここは巨人の住む世界だ。火と炎の世界であるムスペルヘイム、死体を食らうという怪物ニーズヘッグが住む霧と暗黒の世界ニヴルヘイム、光の妖精が住むアールヴヘイムなどがある。

オーディンは実在した?

エッダに綴られた最強の神が住むアースガルズは、美しく平和な世界だ。輝く館が無数に建ち、豊穣な大地に川が煌きながら流れるのだという。オーディンは、天界の一番上に位置するこのアースガルズに住んでいる。この神は、真実を知る水を飲むために片方の目を犠牲にした。そのため大いなる知恵は持っているが、残忍で荒ぶる戦の神とも言われている。

また人々にルーン文字を与えて詩の読み方を教えたのは、オーディンだったと言われている。発達した文化的な生活にもつながる様々な事柄は、オーディンがもたらしていたのだ。

神話からは神らしからぬ印象を受けるオーディンだが、この神が実在した可能性はないのだろうか?オーディンが飼った二羽の渡り烏の記述に手掛かりがある。この烏は偵察を任せられており、名前は思考と記憶を意味するフギンとムニンといった。日々の行動を決めるのに、オーディンはスパイ衛星で情報を集めていたのかもしれない。

朝に飛ばされた烏たちは、夜になって戻ってくるとその日見た出来事をオーディンに報告していたと言われている。学者の間では、思考と記憶を意味する烏は想像上の生物だと言われている。だがこの二羽の烏が、高度なテクノロジー機器を表していた可能性はないのだろうか。

神話によれば、オーディンは高鞍と言われる椅子に座りミッドガルズを見下ろした。つまり、地球上空から全てを見ていたと語られている。神話が空想でなく、実在したテクノロジーを語っていたとしたら、オーディンは宇宙船の船長席に座って世界全体を眺めていたのかもしれない。テクノロジーを使う宇宙人を見て、古代人が神だと信じ込んだのだろう。

天空神トールの力

雷を司る神トールの武器と言えば、ハンマーだ。これで嵐を呼び、巨人と戦ったという。トールはオーディンの息子で天空神の1人。力が強く気性の激しい神で、いつもヤギが引く戦車に乗って天を駆け巡っていたそうだ。

オーディンが神々の王なら、トールは人間の守護神だった。スウェーデン語で雷を意味する言葉には、トールが戦車で天を駆けるイメージが込められている。トールの戦車が激しく駆け抜けて火を吹く時、人間の世界では嵐が起こり雷が落ちるという。

トールは不思議な道具をいくつか持っており、これによって力を得ていた。その1つが元々強いトールの力を倍増する魔法のベルト・メギンギョルズだ。現在では脳の指示通りに動く義手や義足が実際に作られている。これは小説に登場したエクソスケルトンを実現化したもので、人工神経を備えた機器が脳の信号を受けて作動するため身に付けることで手足が動かせるようになるのだ。

トールの魔法のベルトは、このエクソスケルトンに非常に似ている。兵士にこれを装備させればスピードとパワーを向上させることができる。そのため、トールが身につけたというベルトも宇宙人が持つテクノロジー機器だったのかもしれない。

神々の高性能兵器を作ったドワーフ 

スウェーデンにかつて存在していたウプサラの神殿には、オーディン、トール、フレイが祀られていた。フレイは、北欧神話の主要な神の1人で豊穣を司る。フレイに纏わる儀式は、繁栄と平和に関するものばかりだ。こうしたことからも、人々がフレイを豊かさや繁栄の象徴として見ていたことがわかる。

フレイは天候も操ると言われている。外交にも長けていて、度々起こった神と巨人族の諍いを収めていたのもこの神だ。そして神々の間で一番多く揉め事を起こしていたのがロキという神だ。

巨人を親に持つロキだが、神の仲間入りを果たしている。だが世界の終わりには、死者と巨人を率いて神と対立する。ロキははみ出し者のような存在で、神の世界で悪ふざけをしては次々と問題を引き起こした。トラブルを元に神話が展開するので欠かせない神だ。

エッダに収められた神話によると、ロキはそれまで起こした数々のイタズラを償うためにフレイに船を贈っている。これがスキーズブラズニルだ。スキーズブラズニルに適う水上の乗り物は存在しなかった。この船は、折りたたんでポケットにしまうこともできたが、組み立てればどんなバイキングの船よりも大きいと言われていた。常に追い風を受けるので帆を調節する必要もなく、瞬く間に目的地に連れて行ってくれた。岸部についても錨を下ろす場所で悩むことはない。折りたたんでポケットに入れられる船は、バイキングの船大工なら誰もが夢みた最高の船だったことだろう。

スキーズブラズニルは空想上の乗り物ではなく、古代スカンジナビアの人々が目撃した宇宙船だったのではないかと言われている。その証は、神の一族の道具を作った一族を語る伝説にあるという。

北欧神話には、人間のような姿をした背丈の小さな妖精ドワーフが語られていてイーヴァルディの息子たちと呼ばれている。トールやオーディン、その他の神が使ったとされる高性能兵器は、このドワーフたちによって生み出されていた。だがこのドワーフとは、一体何者だったのだろうか?

イーヴァルディの息子たちは、小柄な妖精ドワーフだったのか。それとも空想上の生き物だったのか?体が小さかったためにこう呼ばれていただけかもしれない。そして現代では、宇宙人であるグレイ種族は、人より小さいためにドワーフのようだと形容される。高性能兵器を作ったドワーフとは、グレイのことだったとは考えられないだろうか。表現する言葉が見当たらないために、このように呼ばれたのかもしれない。

オーディンの槍グングニルもドワーフたちが作ったとされている。グングニルは投げると必ず当たるというハイテク兵器のような武器だった。レーザー誘導方式の巡航ミサイルのように、1度目標を補足すれば狙いを外すことなど決してないのだ。

レーザー誘導爆弾や巡航ミサイル、GPS誘導砲弾などの精密誘導兵器は現代が誇る最新兵器だ。これと似た技術をオーディンも持っていたのだろうか。実際のグングニルは、宇宙人によって作られた誘導ミサイルだったのではないだろうか。

ではトールが持っていたハンマー・ミョルニルはどうだろうか。このハンマーもドワーフに作らせたもので、恐ろしい破壊力と精度を兼ね揃えており、トールが投げると標的に必ず命中してブーメランのように戻ってくる。トールが、これを振るえば山すらも打ち砕くことができたという。

爆発を起こしはしないので、物理的に標的を破壊する物と考えられる。現代で言う運動エネルギー兵器だ。

ワームホールの存在

バイキングや北欧の神々は、別の星から来た宇宙人だったのか?

ならばどうやって地球に来ていたのだろう。バイキングの伝説に伝わるビフレストという虹の橋に注目してみる。この橋は、人間界と天界を結んでいるという。

この橋そのものが、人間と神の間に交流があったということを象徴している。この橋を渡れば神は、自分の世界へ帰ることができるのだという。ビフレストの実態は、ワームホールのようなものだったのではないだろうか。地球にある異次元トンネルの入口から、神の住む世界である別の星へ移動することができたのかもしれない。

バイキングの埋葬方法

ノルウェー・トンスベルグ。オスロの南約80kmに位置するこの街には、バイキングの船が使われたオーセベルグ墳丘墓がある。1904年に行われた発掘調査の際には、この船の中から二体の人骨が発見された。年代は9世紀初頭と思われ、初めてバイキングの埋葬儀礼が明らかとなった。

スカンジナビア半島全域や、ブリテン諸島、アイスランドにもよく似たバイキングの墓が見つかっており、船の形の墓標が数多く残されている。古代エジプトや中国の人々がそうだったように、バイキングも死者が冥土へ渡れるようにとの思いから船の中に遺体を葬っていたのだろうか?

神話によれば、戦で死んだバイキングの戦士は、オーディンの館ヴァルハラに迎えられる。勇ましく生きた者には、報奨として永遠の命が与えられ猛者が集う永遠の宴に加わることが許される。オーディンの壮大な館は、金属の光を放ち、光り輝く外壁に屋根は金で覆われていたという。館の中央部には火が焚かれ、長いテーブルが置かれていた。ここで戦士は宴を開き、宴が終われば戦いを始める。

ヴァルハラは、神話に語られた空想上の場所ではなく、宇宙人が乗った宇宙船だったのではないだろうか。死者を船に入れて弔う風習は、神々が大きな金属制の船で天に帰っていったのを真似て死者を天国に送ろうとしていたのだ。

考古学的な遺物や当時の文書からは、バイキングが死者を船に入れて埋葬するだけでなく、埋葬用の船を海に浮かべて火を点けたことがわかっている。この儀礼は、死者に敬意を表すために行われていたのか?あるいは古代の祖先が目撃したもの、おそらくは宇宙船が飛び立つ様子を再現したものではなかったのか。

ロケットや宇宙船が離着陸する際には、炎や煙が吹き出して大地は揺れ動いたことだろう。これを古代人は目撃していたのだろう。長い年月が経つ内に遺体を荼毘に付すことで、この出来事を再現できると考えるようになったのだろう。

 

破壊力を誇るトールのハンマー、世界を見渡すオーディンの高鞍、地球と天を結ぶ魔法の橋、バイキングの神話は遠い昔に宇宙人が地球を訪れたことを示している。彼らが世界へ進出し始めたのも、宇宙人がきっかけだったとは考えられないか。その答えは、バイキングが眠る墓の中、あるいは古代の石碑に隠されているのだろうか。真実は神が再び戻った時、人類全てに明かされるのかもしれない。