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【都市伝説】古代エジプトの人々はグライダーで空を飛んでいた証拠を発見した!?

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エジプト・サッカラ。カイロから32km南にあるこの街には、有名なジェセル王の階段ピラミッドがある。エジプトに97個あるピラミッドの内で最も古く、4000年以上前に造られたものだ。

サッカラで発見された遺物

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サッカラは別名「死者の街」とも呼ばれ、エジプト最古の死者の埋葬地として有名だ。この街で1891年にフランス人考古学者たちが、紀元前3世紀ごろの役人の遺物が埋められた古墳を発見した。数多くの遺物の中には、鳥のような形をした小さな木製模型があり、傍らのパピルスには、【飛びたい】と記されていた。

後に、その木製の鳥はカイロ博物館に送られ、他の鳥型の置物と一緒に保管された。長い間誰の目にも止まらなかったが、1969年エジプト学者のカリル・メシハがサッカラの鳥模型に変わった特徴を発見する。

この模型は一見すると鳥だ。目もあるし嘴のようなものもある。しかし、翼は明らかに鳥とは違う。胴体に近い方の翼が若干厚くなっていて、翼は先端に行くほどだんだん薄くなっている。また、翼は下に傾けられていて、非常に現代的な航空力学の構造となっているのだ。さらに鳥には必要ない方向舵がついており、より航空機を思わせるのだ。

実験でわかった揚力の発生

2006年航空学と航空力学の専門家が、サッカラバードの倍率5倍の模型を作り、空を飛ぶ可能性があるのかを分析した。その分析によってサッカラバードが技術力の高いグライダーだと分かったのだ。しかし、バランスを保つために必要な上昇舵という機体後部の部品がないため、このままでは飛べないということもわかった。何かが付いていた形跡があり、長い年月の間に失われたものと思われる。

コンピューターシミュレーションで、サッカラバードは飛行に適していると確認された。しかし、どうやって離陸させるのかという別の問題もある。現代では、曳航機で空中に引き上げ、適切な高度に達したら切り離すのだが、古代エジプト人はどうやって飛ばしたのだろうか?

エジプト研究でわかっている科学から考えると、サッカラバードを飛ばすためにカタパルトを使ていた可能性がある。現代でもカタパルトに似た方法を使っている。多くのグライダーマニアがバンジーコードを使って同じようにグライダーを飛ばしているのだ。

バンジー曳航

伸ばしておいたバンジーコードを一気に開放し、そのエネルギーでグライダーを空に打ち上げる方式。紙飛行機のパチンコ射出やラジコングライダーのショックコード方式を実機で行なうとイメージ。この方式はその手軽さから、戦前・戦中に盛んに行なわれていた。

古代エジプトの高度な文化

だがもしサッカラバードが空を飛んでいたとしたら、古代エジプト人はどこからその技術を得たのだろうか? 古代に地球以外の星から生命体がやって来て、人々に文化や科学技術を伝えることで原始的だった地球の生活様式をより高度な文化へと発展させたのだろうか。

もし、古代人が空飛ぶマシンを作れる文化を持っていたとしたら、我々の認識より遥かに発達していたということで、古代社会に対する見方が変わってしまうだろう。古代に地球外生命体がやってきたことを裏付ける確かな証拠がないのはわかっているが、本当に来なかったと言いきれるのだろうか?その可能性を考えないのは間違っていないだろうか。世の中には説明のつかないことも多いのだ。