嘘か本当か分からない話

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古代の送電網がやばい!?ピラミッドとオベリスクの関係

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古代エジプトの墓や謎の部屋には、電球の使用を描いた象形文字が残っており、バッテリーはメソポタミアの遺物から発見されていた可能性がある。古代の人類は電気を理解していたのだろうか?そうだとすれば、どのようにして電気を発見したのか?宇宙人から教えられた可能性はあるのだろうか?

 

 古代の発電所

巨石建造物建造の謎

世界中の古代遺跡には工学技術の偉業が残されているが、これらは人力と原始的な道具によって築かれたと考えられている。古代において石の加工に高度な技術が用いられたのは間違いない。その理由は、現在の採石所に行けばわかる。

私たちが古代の遺跡と同じような構造物を作るには、多くの機械が必要になる。機械はどれも巨大なものばかりで、ほとんどが動力を備えた重機だ。なので、こうした構造物が黒曜石や鳥の骨でできた道具を使って作られていたという考古学会の解釈には、やはり無理があると思わざるをえない。

50~200tもある石が建材として使われた神殿が、世界にはいくつもあるが、車輪や滑車などの装置をなしにこれが建てられたとは考えにくい。私たちには理解できない科学技術がかつて存在したのか、あるいは宇宙から技術がもたらされたのかもしれない。

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インカ帝国の砦の遺跡であるペルーのオリャンタイタンボの岸壁には、数千の職人によって石が切り出された跡が残っている。一部の専門家たちによれば、その精密さは現代の電動機器に匹敵するという。

安山岩は非常に固いことで知られているが、これが四角く切り出された場所がある。切り口はまっすぐで鋭角的だ。角の部分は丸みを帯びていてどうやって切り取ったのかわからないという。

何トンもある石を紙一枚入る隙間もないほどにピッタリと組み合わせる技術は、労力や時間をかければ得られるという技術ではない。高度なテクノロジーが使われたはずだ。オリャンタイタンボの遺跡は、電動機器を持つ発達した文明が、かつて地球全域に存在した証拠ではないだろうか。

もし、古代人が何らかのエネルギーで動く高度な機械を使ったというなら、石を切り出して運ぶこと以外にも使われていたのではないだろうか。

都市システムを持つ高度に発達した文明が世界各地で見つかっている。例えば、現代のように水を利用して汚物を処理したり、何かを運んだり、進んだ農業を行うシステムなどが構築されていた。当時の科学技術のレベルからすれば、これはありえないことだ。

現代に残された物と言えば、古代に建てられた建造物の土台部分となった石だけだ。実際には、その上に様々なものが建てられて、電気装置などもあったのかもしれない。しかし、年月が経つ内に石の他は全て失われてしまったのだ。

バグダッドの電池

古代において、特定の文明が勢力を拡大できたのは、エネルギーで動く機器を持っていたからではないだろうか。このエネルギーはどこから得られていたのだろうか。

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1938年にイランの国立博物館の保管所で、ガルバニ電池として使用された可能性のあるテラコッタの壺と銅製のシリンダーが発見された。二千年近く前の物と推定され「バグダッドの電池」と呼ばれるこの壺は、電気の発明を千年以上も遡ることになる。

考古学会では、この壺は装飾品に金や銀の装飾メッキを施すためのものとされている。イラクで10個ほど見つかったこの電池は、4Vの電気を生み出すことができる。現代の懐中電灯は、9Vで点灯する。見つかった壺のサイズで4Vを生み出すなら、倍の大きさの壺では何Vの電気を生み出すことができたのだろうか。もしかすると現在使われているような20~50Vの電気を生み出すことができるかもしれない。

正統派の科学者たちもこのバクダッドの電池が、エネルギーを作り、使用する知識を古代人が持っていた証拠だと認めている。だが、電気で動くさらに複雑な装置が存在した証拠はあるのだろうか。

大ピラミッドは発電所だった!?

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ギザ大地から数百キロ南に向かうとハトホル神殿がある。太古の昔に建てたられたこの神殿の通路は、不思議なレリーフで埋め尽くされている。この中に古代人が電気を使った証拠だと考えられているものがある。それがデンデラの電球のレリーフだ。

興味深いことにレリーフの中では、この電球がケーブルか何かで電源装置らしきものに繋がれている。この電球は、世界中の神殿で使われていたのかもしれない。地下の奥深くで、火も照明も使わずにどうやって天井に絵を描いたのかは、まだわかっていない。

現代では、鏡をいくつも使って太陽の光を反射させ、一日に数分の間だけ光が射し込むようにしたと考えられている。

古代文明は電気を使ったと言われるが、その方法は未だに解明されていない。電気に関する知識をどこかから得ていたと考えるのは、当然のことではないだろうか。数々の物語や神話、伝説の中で神が人間に力を与えたことが語られているが、これは宇宙人が人間にテクノロジーを与えたことを表しているとも解釈できる。

旧約聖書で神は「光あれ」と言い、ギリシャ神話ではプロメテウスが人間に火を与える。燃え尽きない島やアポロン神殿の永遠の聖火、これら全てが何らかのテクノロジーだったのだろう。エネルギーを使用したことに、もはや疑問の余地はない。問題はその作り方をどうやって身につけたのかということなのだ。

1993年に技術者のチームが遠隔操作のロボットカメラを使い、大ピラミッドに作られた謎のダクトの解明を試みた。このダクトは「王妃の間」と呼ばれる部屋から伸びていて、考古学会では長い間、通気口だと考えられてきた。

ダクトに入れられたカメラは、金属製の留め金が2つ付いた扉にたどり着く。考古学会では、この扉は亡くなった王妃の魂が死後に、ここを通ることを表した物と考えている。しかし、一部の研究者の間では、なぜこれほど厳重に通路を閉じたのかが疑問とされてきた。ギザ大地には、王家の墓と言われるピラミッドが数多く建てられているが、この扉は大ピラミッドにだけ存在している。

ピラミッドは墓であり、過去のどこかで墓泥棒に入られたのだとエジプト学者は口を揃えて言う。だがピラミッドの中心に作られた「王の間」の多くは侵入されていなかったことが、20世紀になって判明している。だが、石の柩の蓋を開けてみても中には何も入っていなかったのだ。大ピラミッドが墓でないなら、実際の用途はなんだったのだろうか。

古代の墓だという先入観を捨てて、ピラミッドそのものに目を向けてみると、これが現代の工学を使って建てられる施設に非常に似ているとわかる。ピラミッドは寸分の違いもなく石を積み上げて作られた非常に精密な建造物だ。この機械装置のような驚異的な建造物を、原始的な農耕文化を持つ人々が作り上げたとは考えづらい。

もし大ピラミッドが精巧な機械で、エネルギーを生産することができたなら、どのように作動したのだろうか。その手がかりが、ピラミッドの地下に埋まっているとも言われている。

2000年に海洋技術者のジョン・キャドマンは、古代エジプト人がナイル川から大ピラミッドの下にある小さな部屋に水を引き込んでいたという仮説を提唱した。ポンプ作用で水圧をかけることで、ピラミッド全体を振動させていたという。

地下の小部屋には、以前に水が存在していた痕跡がいくつか残っている。床の上などに水により侵食された跡が残っている。天井には、圧力が解放される時に発生する水の衝撃で割れている跡も残っており、水圧衝撃波発生装置だったと考えられる。つまりどこかで圧縮波が作られていて、それが電波して天井に当たっていたという証拠なのだ。

キャドマンの仮説が本当ならば、水圧衝撃波は何のために作られていたのか?機械工学の専門家クリストファー・ダンは、王妃の間から伸びたダクトを調べることで答えが見つかると考えていた。

このダクトからは、亜鉛と塩酸が検出されている。ダンは、王妃の間ではダクトから2種類の化学物質が注入され、混ぜ合わされて化学反応が起きていたと推定している。亜鉛と塩酸が反応すると水素が発生する。この水素は、王妃の間から王の間へ流れて行き、ここで地下からの振動が加わり、水素原子はマイクロ波による高エネルギー照射線に変わったという。

王の間から続くダクトの大きさは、21✖12cmほどだ。これはレーザーの前身であるメーザー、誘導放出よるマイクロ波増幅を行うための共振筒にちょうど適した大きさなのだ。これを使ってどんなことを行っていたのか、様々な可能性が考えられる。

オベリスクを使った送電網

1898年にベルリンの発掘チームは、アブ・グラーブ太陽神殿でかつては50メートルを超える高さだったと推測されるオベリスクの土台を発見した。アブ・グラーブはかつて神の家と考えられていた。エジプト学者たちもアブ・グラーブが神聖なエネルギーに触れられる場所だったことを認めている。

そしてここは、ファラオや神官たちがオベリスクを通して送られた振動を利用して意識を高める場所だったと言われている。アブ・グラーブには、世界最大規模のオベリスクが建てられていたと学会では考えられているが、よく似た形の巨石建造物が世界中で見つかっている。

地球には自然のエネルギーが存在するが、オベリスクでこのエネルギーを引き出していたことを裏付ける証拠がある。つまり、オベリスクは地球のエネルギーを吸い上げて利用するための装置だったのだ。エネルギー自体は非常に弱いが、取り扱う知識と技術さえあれば何かに利用することができたのだ。

数多くのオベリスクが花崗岩によって作られている。この石には、エネルギーによく反応する水晶の結晶が多く含まれている。結晶構造を持つ水晶は、地球に本来備わっている電気振動をピエゾ電気と呼ばれるものに変えて、使用可能なエネルギーに変える力があるという。

ピエゾとはギリシャ語で「圧搾する、押す」という意味で、圧力で発電することを言う。物質に圧力が加わると電気的な歪みが起きて電気が生み出される。そのため振動を使って発電ができるのだ。

水晶は歴史を通じて色々な物に使われてきた。一般的に水晶は、エネルギーを変換するための部品として使われている。つまり、水晶を使えばあるエネルギーを別のエネルギーに変えることができるのだ。

ニコラ・テスラの世界システム

名高い科学者だったニコラ・テスラは、無線で空中に電気を飛ばし世界中に送る方法を発明したと1899年7月に発表した。テスラは定常波と呼んだ地球に元々備わっている電導性を利用すれば、巨大な送電機を使い無限に電気を送受信できると言っている。このシステムのカギを握るのが、水晶の結晶だった。

テスラは無線送電システムを提唱して、このシステムの構築を試みた。ニューヨーク州のロングアイランド島に「ワーデンクリフタワー」と名づけた無線送電塔を作って発電所に接続し、この塔から送電しようとした。この構想では、塔から送ったエネルギーで反重力飛行船を飛ばすこともできれば、船や自動車などを動かすことが可能だとされた。

テスラの革新的な発想は、現代科学における大発明だったのか?それとも失われた宇宙人の技術を再発見したものだったか…。古代人もテスラのように地球のエネルギーを利用し、無線で送る方法を開発していたのかもしれない。テスラの無線送電塔に相当するのが大ピラミッドだったのではないだろうか。

大ピラミッドの巨大な壁には水晶の結晶が多く含まれている。大ピラミッドとオベリスクにより、地球全体を覆う無線のエネルギーネットワークが作られていたかもしれない。ピラミッドは地質力学を利用した装置で、地球に備わった波長に合わせて振動するように調整されており、地球の持つエネルギーを電磁エネルギーに変換するために取り付けられた装置だったのではないだろうか。

オベリスク自体が水晶でできた巨大なアンテナで、これを使えばテスラがやろうとしていた方法でエネルギーを送ることができたという。世界各地に残された数多くのオベリスクは、現代よりも遥かに進んだエネルギーシステムの名残なのだろうか。21世紀から見れば最先端に見える全く違うタイプのエネルギー生産施設を私たちの祖先は、数千年前に開発していたのだろうか。

原子力エネルギーの存在

1922年パキスタンでモヘンジョダロが発見された。遺物や構造物の解析が行われ、この都市が繁栄したのは4600年前と推測された。しかし、見つかった白骨から不可解な事実が浮かび上がった。白骨は大量の放射能を浴びていたのだ。さらに放射性の灰も大量に見つかっている。

そのことから原子力に関する事件が起きたのではないかと言われている。核爆発が起こった可能性もあり、当時非常に進んだ科学技術があったと考えられる。もしかすると古代にも発電所があったのかもしれない。

チベット高原西部にあるカイラス山。この山は4つの宗教における宇宙の中心で、世界誕生の地と考えられている。その宗教とは、ヒンズー教、仏教、ジャイナ教、道教だ。麓には山を囲むようにして作られた50kmほどの巡礼路があり、何千年も昔から敬虔な信者たちがこの道を歩いて来た。

この山の本当の姿が、古代中国の絵の中に詳しく描かれている。中国北部の莫高窟(ばっこうくつ)には、紀元前500年から西暦1500年にかけて僧侶の手で大量の巻物や教典が保管されている。この場所は、カイラス山から1000kmほど北部に当たる。

発見された大量の古代文書や遺物の中には、2世紀頃に描かれたと思われる想像上の山、須弥山(しゅみせん)の絵があった。この山は天と地とを結ぶ聖なる場所と考えられていた。約100年の間、この絵が注目を集めることはほとんどなかった。

しかし、近年になって軍用の最先端兵器開発を専門とするノースロップ・グラマン社の科学者がこの絵に興味を持った。粒子ビーム兵器の設計に携わる人物が、須弥山の絵は粒子加速器の設計図にそっくりだというのだ。

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須弥山の絵では、この山が粒子加速器のように描かれている。つまり何層にも重なった構造を持つ装置で粒子ビームを収束させる機器のようなものまで見えるのだ。この山は、エネルギーを一点に集めるための装置として作られたのかもしれない。そうだとすれば、莫大なエネルギーを生み出すことのできる大掛かりなエネルギー生産施設が必要だったということになる。

このエネルギーがカイラス山から送られていたのではないだろうか。この山からは霊的なエネルギーが発せられていた訳ではなかったのだろう。自然のエネルギーが存在していたか、科学技術によってエネルギーを生み出す生産施設があったのかもしれない。

モヘンジョダロの遺跡は、太古の昔にヒマラヤに原子力を使ったエネルギー生産施設が存在した証拠だと考えられる。そして、古代文明が残した神聖な遺跡には、全世界に広がるエネルギー伝送網の名残が見つかるかもしれないという。

スリーマイル島、チェルノブイリ、そして福島。どれも20世紀に活躍した発電所だが、今はただ残骸が残るだけだ。現代では幾つかの原子力発電者で炉心融解が起こっているが、これと同じ事故が古代にも起こり、中には滅んだ文明もあったのかもしれない。

こうした古代のエネルギー施設が何らかの形で連結されていたと考えるならば、1つの施設が停止したために、残りの施設も作動しなくなったとは考えられないだろうか。しかし、一方で現代の発電所と同じように古代人のエネルギー生産施設も計画的に廃止されていたという説がある。

古代遺跡の中には、たまたまそこに建てられたと考えられている物があるが、近年この考えは変わりつつあるという。大ピラミッドやストーンヘンジ、テオティワカンなど古代人にとっての重要な土地には、エネルギーが存在することがわかり始めて来ている。古代人は、地球全体に広がるエネルギー網であるワールドグリッドのことを知っており、エネルギーが集中する場所に目印としてモニュメントを建てたのだ。

しかし、車輪も家畜も持たない農耕文明の人々が世界規模のネットワークを敷き、エネルギー生産施設を建てる技術をどうやって得たのだろう。あらゆる古代文明には共通して知識を授けてくれた者、神を讃える物語や逸話が残されている。この神こそが宇宙人だったのはないだろうか。

遥か昔、人々は宇宙人の助けを得てエネルギー生産施設に接続された伝送網を構築したのだろうか。このエネルギーが古代の巨大建造物を作った機器を動かしていたのだろうか。そして現代の科学は、古代人のエネルギー技術をやっと再発見し始めたところなのか。これが事実ならば、忘れ去られたエネルギー施設には、宇宙人に関連付けられる証拠があるのではないか。遠い昔に人類に飛躍をもたらした宇宙人たちは、いつの日か地球に戻り未来で我々を助けてくれるかもしれない。