日本、関西文化学術研究都市。国際電気通信基礎技術研究所では、石黒浩博士の研究チームが数々のロボットを開発している。外見も顔の動きも生きているかのように見える人型ロボットだ。ジェミノイドと呼ばれるシリーズで製作者に似せて作られている。ジェミノイドは人間の顔の表情を真似ることに重点を置いたロボットだが、テキサス大学では、人間に近い動きができるドリーマーというロボットの開発が進んでいる。この2機が組み合わされば、人間と区別のつかないロボットが出来上がるかもしれない。
そのような技術が数千年前に存在していたのではないか考察してみる。
多くの神々のようにオシリス神は、エジプトのファラオの1人として地球に実在していたと考えられている。オシリス神は度々、翼のある太陽円盤と共に描かれている。その円盤は、太陽崇拝を象徴しているにすぎないと多くの学者たちは説明する。しかし、古代エジプト神が太陽として考えていたものに翼があり、空から降りてきたということは別のことを意味しているのではないか?
オシリス神を妬んだ弟のセト神が、オシリスを殺害しバラバラにしたという神話は有名だ。セト神は怒りに任せて兄の遺体を14の部位に切り刻み、その断片を国のあちこにばら撒いた。ところが、オシリス神の忠実な妻イシス神がバラバラになった身体を集め繋ぎ合わせて復活させたのだ。
このことから、オシリス神は生身の身体をもっておらず何らかの機械、ロボットのようなものだったのではないかと考えられないか…
古代のピラミッドテキストには、オシリス神の背骨を表したというジェド柱が見られる。オシリス神とその復活を象徴して書かれたジェド柱だが、形状がテスラコイルによく似ている…。アビドスの遺跡にはイシス神がオシリス神の背中に手を入れているように見える壁画ある。これはイシス神がオシリス神を操作していたことを表しているのかもしれない。オシリス神話は私たちが考えているものとは違う物語なのかもしれない
*1:石黒教授(左)と石黒教授のジェミノイド(右)